ソフトテニス経験がなくてもできるアドバイス

  • 2024年8月14日
  • 2024年8月14日
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こんにちは、宇杉です。

ソフトテニス経験の指導者がいないから・・・
のようなことをよく耳にします。

確かにソフトテニス経験している指導者の方がアドバイスできることは多いかもしれません。

しかし、技術的なこと意外にも試合においてはとても重要なことがあります。
選手が迷わずにポジティブにプレーできるようにする声掛けです。

実際私も試合の時にするアドバイスは基本的なことばかりです。
皆さんも実践できるように具体的にご説明すると、

1 悩んでいることがあるのかを聞くこと
2 どうやって点をとっているのか失っているのかを聞く

この2点が理解できれば悩むことは減り、何をすれば良いのか具体的に見えてきます。
理想は具体的な行動目標を立てることです。

例えば、ダブルフォルトが多かった場合

どのような感情でサーブを打っているのか聞く

トスを上げた瞬間にグリップの握りがわからなくなる
ボールが飛んでいきオーバーフォルトになる
ネットフォルトが多くて悩んでいる
思っているより右、左に流れていく
緊張して力加減がわからなくなる

など理由は大体これだと思います。

それにあった声掛けができれば良いですが早期解決が試合中は必要です
ファーストサーブをセカンド同様に打てばセカンドサーブ2本打てる
という声かけをすれば

メンタル的に余裕がない選手は1本目から入れに行こうと考えられ余裕がでるかも

思っているコースに飛ばない選手であればコートの枠内の真ん中に打てばずれても入る確率上がるかも

サイドやネット、オーバーフォルトに関しては少し技術的な理解が必要なケースが多いですがまずはメンタル的なところ安定させ自信をつけさせることの方が重要です。

そして試合展開の中で得点をとったり取られたりという状況のアドバイスは
どうやって点を取れているの?
失っているの?
ということを考えさせることで自分はバックを狙われているから回り込もうという考えになり、なら今よりも構える準備を早くしようという具体的行動に意識を持っていけます。

相手のミスはバックが多いならバックを狙おうということも考えられますね。

実際に試合に入っている選手が冷静にプレーできていなければこのような発想は出てきにくくなりますので
そこで指導者が一旦頭を整理させてあげ、気持ちよくプレーできるように調整してあげることが役割なのかなと思っています。

レベルが上がればまた違うアドバイスが必要かもしれませんが
プレーするのは選手ですので悩まず自信を持ってプレーして欲しいので
そのきっかけを与えられるように意識しております。

経験がない方でも選手との関わりの中で声かけできることはあり
むしろ、変に技術的なアドバイスをすることでプレーに集中できない状況を生む危険性まであります。

ですので選手の顔を見て普段通り声かけすることが重要だと思っています。

多くの指導者の方々にとっては当たり前のことだと思いますが
悩まれている方や選手をサポートする方々のためにこのような記事を書かせていただきました。
少しでもお力になれたら幸いです。

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>講師のメッセージ

講師のメッセージ

元高校教師で顧問を務めた際に
本気で上手くなりたい選手ややる気のない選手がいた。
他の学校にも同じような環境の選手がたくさんいた。
練習試合や合同練習になったら他校の選手でも必死に私に質問したり、学びにきました。

専門指導者がいないチームの一生懸命な選手が学べず、
選手にやる気がなくても専門指導者がいる環境に違和感を覚え、私は本気の選手に本気で指導したい!!

そしてスクールを立ち上げ、
YouTubeを開設。

「しかし、YouTubeだけでは伝えられないことがある!」
戦術に関する動画や基本技術動画を配信しておりますが、

「本物の指導とは何か?」を考えたところ YouTubeでは指導に限界がある。という答えに行き着きました。

「YouTube」では
”より多くのソフトテニス愛好家、指導者に向けて”というテーマで 作ってきましたが、
YouTubeの性質上、より細かな部分や個人に合わせた、いわゆる『個』に対しての テーマではできませんでした。

悩んでる選手が伸び伸びとプレーしてほしい。
そしてもっと価値のあるサービスをお届けしたい。

どうしたらもっとその人に合ったサービスを提供できるか。
どうしたらもっと頑張っている選手が報われるのか。

そんな想いで試行錯誤を重ねた結果、
オンラインで指導者の為の質の高い指導を始めることにしまし た。

私が指導で大切にしている6つの力をベースにした上達法。
オンライン指導でもできるようにしたサービスがようやく完成しました。

                        宇杉 直記